看護職員の負担軽減及び処遇改善計画(2024年)
2024年4月策定
1.看護職員と多職種職員の業務分担
現状・課題 | 改善計画 |
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①病棟の人員配置の強化 特定技能外国人の雇用と育成 | ①病棟CW(看護補助者)として雇用した特定技能外国人の日本語や日常業務の教育を計画的に行う(すでに外国人の受け入れ実績がある介護保険部にも協力を仰ぐ) |
②外来の人員配置強化 臨床検査技師による採血・検査業務のサポート | ②臨床検査技師による外来処置室での採血・検査業務を開始する新卒者への教育・育成も計画的に行う |
③事務職員による書類管理のサポート | ③生活習慣病患者に発行する療養計画書の準備や管理・保存を事務職員で行う |
2.IT導入における看護職員の負担軽減
現状・課題 | 改善計画 |
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①マイナ保険証を利用した業務の効率化 | ①マイナ保険証の診療情報を電子カルテで参照することで看護職員の問診にかかる時間を短縮する |
②生活習慣病患者管理システムの開発による業務の効率化 | ②生活習慣病患者の適切な指導管理のため、システムを構築し業務の効率化を図る |
③小児科外来のWEB予約システムの導入による問診業務の負担軽減 | ③試験運用を開始している小児科外来のWEB予約システムの本格稼働を目指し、問題点の抽出と改善検討を進める |
④手書き伝票の電子化による業務の効率化 | ④感染性廃棄物のマニュフェストを電子化し、作業効率を図る |
⑤スムースな退院支援と多職種間の情報共有による業務の効率化 | ⑤退院支援管理システムを構築するための検討を行い、システムを開発する |
3.看護師等の処遇改善
現状・課題 | 改善計画 |
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①看護職員の有給取得の促進 | ①タスクシフティングによる有給休暇取得率の向上に取り組む(目標70%) |
②看護職員の雇用促進と物価高等に対応する賃上げの検討 | ②初任給の引き上げや夜勤従事者への処遇改善の検討 |
③妊娠・子育て・介護が必要な職員への制度周知の徹底 | ③対象者への制度の周知を継続する |