看護職員の負担軽減及び処遇改善計画(2019年)
2019年12月改定
1.看護職員と多職種職員の業務分担
現状・課題 | 改善計画 |
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①入退院の書類の準備に時間がかかる。 | ①地域医療連携室の社会福祉士による準備 |
②PHS電話機が不足している。 ②電話応対に時間がかかる。 | ②病棟内PHS電話機の増設 ②病棟医事スタッフで、電話を積極的に受ける。 |
③検査や他院受診などの患者案内に時間がかかる。 | ③看護補助者(病棟ケアワーカー)との協働で案内する。 |
④経過記録入力に時間がかかる。 | ④病棟内のノートパソコンの増設 ④定型文作成 |
⑤食事介助及び評価に対する業務に時間がかかる。 | ⑤セラピストによる嚥下指導を含めた食事介助を協働する。 |
2.IT導入における看護職員の負担軽減
現状・課題 | 改善計画 |
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①バイタルサイン入力に時間がかかる。 | ①スマートベッドシステムの導入によるバイタルサイン測定情報を自動入力化する。 |
②夜勤時のセンサーへの対応で繁忙する。 患者の見守り等への対応で繁忙する。 | ②スタッフコールシステムを更改する。 見守りカメラシステムの導入による転倒予防管理強化 離床センサー機器やスマートベッドシステムの導入による危機情報等をスタッフスターション端末で一元管理化 |
3.業務委託による看護職員の負担軽減
現状・課題 | 改善計画 |
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①オムツ等の病棟での在庫管理に時間がかかる。 | ①業者への委託による在庫管理等のアウトソーシング化 |
②ベッドメイキング等にも時間がかかる。 | ②短時間勤務の非常勤職員の雇用による業務負担を軽減 (ワーキング・シェア・スタッフの募集)1〜2時間程度の勤務可能な非常勤の職員を新たに雇用する。 |
4.職場環境改善
現状・課題 | 改善計画 |
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①有給休暇の消化が難しい。 | ①計画的な有給休暇取得へ向けた意識改善の為の勉強の実施 ①安全衛生委員会での部署毎の有給取得率を月別に評価し、取得へ向けた啓発を行う。 |
②夜勤の看護業務が多忙である。 | ②夜勤手当等の処遇改善へ向けた、経営への意見具申 ②地域包括ケア病棟の2人夜勤から3人夜勤体制への変更 |