リハビリテーション
リハビリ機器の一部ご紹介
ドライブシミュレーター(自動車運転支援装置)
2021年11月時点において佐賀県の医療機関では当院だけにしかありません。
入院中の患者さんで、退院後も車の運転が必要な方や、病気や障害により実車での訓練はまだ自信がないと言われる方に対し、自動車運転再開支援の一つとしてドライブシミュレーター(ホンダセーフティナビ)を導入しています。
このドライブシミュレーターでは、運転機器(ハンドル・アクセル・ブレーキ等)の操作能力、運転に必要な注意力・判断能力など総合的に運転能力を評価することができ、運転結果は数値化されたデータとして検査指標と評価ランク、指導文が記載され、印刷する事も可能です。
また、リプレイ映像(上方・後方)を見る事もでき、危険な運転場面を患者さんと一緒に確認し、運転の特性や注意点、運転の適正等を評価する事ができます。
レール走行式免荷リフト
2019年7月時点において佐賀県の医療機関では当院だけにしかありません。
免荷機能で効果的な歩行訓練が実施できます。体重を免荷し、転倒のリスクを最小限にしながら、スムースな移動・停止を繰り返し、早期の歩行訓練が可能です。
InBody(体組成計)
InBodyは、部位別の筋肉量や体を構成する体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪を正確かつ簡単に分析する機器です。リハビリにおいては、部位別筋肉量からリハビリ効果の判定や身体バランスの評価と、更に体成分分析からその人に合った栄養状態も把握でき、今まで以上にリハ栄養を進めることが可能となりました。
IVES(随意運動介助型電気刺激装置)
手足の麻痺した筋肉の微弱な筋電信号を電極で感知し、最も適した電気刺激を麻痺した筋肉に与え、筋肉の動きを改善させることを目指した携帯型の電気刺激装置です。リハビリや日常生活を行い、麻痺した手足を使用することで、手足の機能の維持や更なる回復が見込まれます。
NM-F1(歩行神経筋電気刺激装置)
下肢の神経・筋に電気刺激を与えて歩行機能を改善させる機器です。中枢神経障害による麻痺に対し、下肢神経および筋を刺激することで、歩行を改善させます。
ジェントルスティム(干渉電流型低周波治療器)
摂食嚥下が困難な患者様に対し、干渉波による痛みの少ない刺激で神経に作用し治療を行います。この機器は摂食嚥下リハビリテーションにおける干渉波感覚刺激療法として活用しています。
パワーリハビリ機器
筋力測定機能も付いているため、その方に最適な負荷量での筋力トレーニングを実施できます。
訪問リハビリ
病気や怪我などで寝たきりになる心配のある方、病院から退院されたばかりでお身体や生活に不安のある方、脳卒中後遺症などで継続したリハビリを求められる方のご自宅に理学療法士・作業療法士がお伺いいたします。
利用者さんの自立支援あるいはご家族の介護負担軽減を第一に考え、お身体や環境に応じた、リハビリテーションサービスをご提供いたします。
また、ご家族への介護指導や住宅改修・福祉用具検討へのアドバイスを必要に応じて行っていきます。
メンテナンスリハビリテーションのご紹介
当院の地域包括ケア病棟は短期集中的なリハビリテーションを目的とした入院が可能です。
在宅生活を営まれている方が対象です。日常生活における歩行や排泄、食事の飲み込みなどの動作能力が低下された方にリハビリテーションを提供する短期入院です。
利用のご相談は地域医療連携室で承ります。 地域医療連携室:TEL 0954-68-0078
紹介動画